過去の実践ワークショップ

2020.02.02 東京校 翻訳者もまちがえる冠詞

英語

プロの翻訳者をも悩ませる「冠詞」。選択を誤ると、原文のニュアンスが損なわれ、伝えたい内容までもが異なってしまいます。当講座では校閲者として多くの日本人の英訳を見てきた英語ネイティブ翻訳者が指導。難敵である冠詞にフォーカスし、短期集中で実践的に学びます。

《 講座内容 》

  • プロでもまちがえる冠詞のルール・用法の再確認
  • イレギュラーな冠詞の使い方の紹介
  • 英語ネイティブが冠詞に対して抱く感覚を講義・解説
  • 日英翻訳演習を行い “日本語原文のニュアンスを汲む” 冠詞選択ができているか、講師よりチェック/フィードバッグ

翻訳演習は日→英ですが、英語原文をニュアンスまで正しく理解したい英日翻訳者の方にも有意義なワークショップです。

対象者 翻訳実務経験1年以上の方、またはそれに準ずるレベルの方

定員 12名

言語 受講期間 時間帯 受講校 授業料
(教材費・消費税込)
日→英 2/2(日) 13:00~17:30* 東京校 ¥20,000

*授業時間は4時間です。記載の時間帯には休憩時間が含まれています。

【講師】Paul Warham

イギリス出身。『ドラえもん』に惹かれて日本語学習を始め、オックスフォード大学、ハーバード大学で日本文学を研究。英語の旅行ガイドブック記者、翻訳会社勤務を経て、現在はフリーランス日英翻訳者として実務翻訳から出版翻訳まで幅広く活躍。

2019.12.22 東京校 ベトナム語通訳ワークショップ

その他

通訳の実務経験のある方々を対象に、日↔越双方向の通訳演習に取り組み、さらなるスキルアップのヒントを掴んでいただく実践ワークショップです。

《 ポイント 》

  • 教材には、経済・IT・国家間交渉・投資などから複数のテーマをピックアップ。
  • 通訳業務に臨む準備方法から現場対応、スキルアップのための課題克服方法まで、講師よる多岐にわたる指摘とアドバイス。
  • LL教室にて自身のパフォーマンスを録音し、聴き返すことで自らの課題を発見します。
  • 同時通訳が初めての方は、機材に慣れることからはじめます。実際にブースに入って同時通訳に挑戦することで、逐次通訳とは異なる同時通訳ならではのコツを掴むとともに、他の参加者のパフォーマンスからも学びます。

対象者 通訳実務経験1年以上の方、またはそれに準ずるレベルの方

定員 12名

言語 受講期間 時間帯 受講校 授業料
(教材費・消費税込)
日↔越 12/22(日) 13:30-17:30 東京校 ¥25,080

【講師】永井 蘭

ベトナム生まれ。通訳歴30年。日本のカトリック女子大学を卒業後、米国およびベトナムの大学にて言語学を研究。数多くの教育機関や国際協力機関にてベトナム語および英語の講師を務めるとともに、通訳、翻訳に従事。
首脳会談、閣僚会合を含む政治経済から原子力発電、最先端技術まで、通訳実績は豊富かつ多岐に亘る。放送通訳者および法廷通訳者としても活躍。

2019.12.22 東京校 医薬品・医療機器セミナー ~開発分野における通訳業務~

英語

サイマル・アカデミーでは、長きにわたり医薬品・医療機器分野の第一線で活躍された江尻恭仁子氏を講師に招き、特別セミナーを開催します。医薬品・医療機器の開発分野を中心に、把握しておくべき知識や用語、実際の現場の状況についてお話します。
※通訳演習はありません。

内容

Ⅰ.通訳業務の種類
Ⅱ.医薬品開発とは
     医薬品分類 / 開発の流れ / 臨床研究・臨床試験・治験の違い / 開発プロセス
Ⅲ.通訳業務:PMDA/治験相談制度
Ⅳ.医療機器とは
     定義・種類・分類 / 医療機器開発の審査
Ⅴ.申請区分と相談区分
Ⅵ.その他の通訳業務

《 セミナー参加者の感想 》

  • 医薬等の社内会議で通訳をしていて、聞こえた言葉を通訳しているものの、その詳しい知識はなかったので今回大変参考になった。とても包括的かつ通訳をする上で深度もある内容だったと思う。
  • いままでばらばらにあった知識が一本につながって今後の勉強の方向が分かってきました。資料が日英で記されているのもうれしいです。
  • 流れと必要な場面での用語と、大いに役立つ資料をいただきありがとうございました。先生のお人柄にお話しも楽しかったです。
  • とても完成されたテキストに加え、非常に的を得たお話しで大変勉強になりました

対象者  通訳経験がある方または同時通訳訓練の経験がある方

※実績表は不要です

定員  30名

受講期間 時間帯 受講校 授業料
(教材費・消費税込)
12/22(日)  10:00-12:00 東京校 ¥8,000

【講師】江尻恭仁子

高校2年間をオーストラリアで過ごす。国際基督教大学在学中に国連アジア極東犯罪防止研究所で通訳業務を体験。卒業後、設立直後のサイマル・インターナショナルの専属通訳者となる。
金融、IT、技術、環境など幅広いジャンルの通訳経験を経て、医薬案件に本格的に取り組む。以降、著名なドクターや数々の医療機器、製薬分野の企業から指名を得て、特に開発の分野での実績多数。医薬通訳の第一人者として後進の育成も含め、2018年の通訳業勇退まで第一線で医薬業界を大きく牽引。

2019.12.08 東京校 翻訳者もてこずる英文 Part2

英語

前回開催し、ご好評をいただいたワークショップの第二弾!

英文:The company’s densely populated office reflects its tendency for cooperation.
とある翻訳者の訳:同社の人口密度が高いオフィスは、その協力的な傾向を反映している。

上記の訳、いかがでしょうか?間違ってはいませんが、少しの工夫でより自然で読みやすい日本語訳に生まれ変わります。
本講座では、実務翻訳の現場からプロ翻訳者をてこずらせた英文と“ちょっとぎこちない”訳出例を、品詞別に多数ラインナップ。
てこずってしまう原因と“自然な日本語訳”にするプロセスを一緒に考えていきます

講座を担当するのは、産業・出版両分野の翻訳で豊富な経験を持ち、訳文の読みやすさに定評のある三木俊哉氏。楽しみつつ、集中的に学び、あなたの英→日翻訳スキルをワンランクアップさせるワークショップです。

※前回(2/10)開催時と一部重複する内容がございます(英文二題程度)。

対象者 翻訳実務経験1年以上の方、またはそれに準ずるレベルの方
※実績表の提出は不要です

定員 約12名

言語 受講期間 時間帯 受講校 授業料
(教材費・消費税込)
英→日 12/8(日) 14:00~17:00 東京校 ¥9,000

【講師】三木俊哉

京都大学法学部卒業。サイマル・インターナショナル登録翻訳者として産業翻訳(英日・日英)、校閲に従事する一方、多くの訳書も手がける。
訳書に『ストレッチ』、『神経ハイジャック』、『スノーデンファイル』、『世界はひとつの教室』など。

2019.11.23 大阪校 医薬品・医療機器セミナー ~ 開発分野における通訳業務 ~

英語

【大阪校初開催!】
長きにわたり医薬品・医療機器分野の第一線で活躍された江尻恭仁子氏を講師に招き、サイマル・アカデミー大阪校にて特別セミナーを開催します。
医薬品・医療機器の開発分野を中心に、通訳者として把握しておくべき知識や用語、実際の現場の状況などについてお話します。これから通訳者として医薬の分野へ挑戦しようと思っている方にお勧めのセミナーです!
※通訳演習はありません。

《 セミナー内容 》

  1. 通訳業務の種類
  2. 医薬品開発とは
    医薬品分類、臨床研究・臨床試験・治験の違い、開発の流れ(基礎研究、非臨床試験、治験など)
  3. 通訳業務:PMDA/治験相談制度
  4. 医療機器とは
    定義・種類・分類、医療機器開発(特殊性、PMDA申請区分・相談区分など)
  5. その他の通訳業務
    Advisory Board Meeting、Investigator Meeting/Protocol説明会、研修・ライブ

対象者 通訳経験がある方、または同時通訳訓練の経験がある方
※実績表は不要です

定員 15名

受講期間 時間帯 受講校 授業料
(教材費・消費税込)
申込締切日
11/23(土・祝) 13:30-15:30
(質疑応答含む)
大阪校 ¥8,000 11/13(水) 

【講師】江尻恭仁子

高校2年間をオーストラリアで過ごす。国際基督教大学在学中に国連アジア極東犯罪防止研究所で通訳業務を経験。卒業後、設立直後のサイマル・インターナショナルの専属通訳者となる。 金融、IT、技術、環境など幅広いジャンルの通訳経験を経て、医薬案件に本格的に取り組み、以降、著名なドクターや数々の医療機器、製薬分野の企業から指名を得て、特に開発の分野での実績多数。医薬通訳の第一人者として後進の育成も含め、2018年の通訳業勇退まで第一線で医薬業界を大きく牽引。