受講生メッセージ
N.N.さん
翻訳者養成コース
OJTを通じて翻訳業務の一連の
コミュニケーションを体験できました
翻訳OJTの案件について教えてください。
翻訳支援ツールPhraseTMSを使用した翻訳業務のプロセスのうち、QA(品質管理)を担当しました。事前に共有されましたPhraseTMSの「リンギスト版マニュアル」や「QAチェックガイドライン」を参照して業務に携わらせていただきました。
PhraseTMSでQAを実行すると、QA違反項目が表示されます。セグメントごとに一つひとつ内容を確認し、必要な修正を行い、そのままで大丈夫な場合はエラーを無視(Ignore)を行い、品質管理を完了いたしました。
OJTを通じて気づいたことは?
日英翻訳のQA作業を行う中で、日本語は同様の表記であるにもかかわらず、英文の表記がセグメントによって異なっている箇所に気づきました。PhraseTMSのQAでは、訳文の表記の違いは指摘されていませんでしたので、コメント欄に表記が異なっている箇所があることを記載した上で、納品後コーディネーター様にメールにてその旨を報告しました。
作業中は、自分の業務の範囲内なのか判断が難しいと感じましたが、気づいた点をコメント欄に記載し、コーディネーター様にも報告できたので良かったと思います。
授業での学びが活きた場面について教えてください。
授業内で、一つの翻訳の中で表記を統一することの大切さを指導してくださっていましたので、それをQAの業務中に意識して取り組むことができたと思います。
また、個々の単語レベルの意味にとらわれるのではなく、文章全体の意味を伝えられるように訳すことを指導してくださっていますので、訳文のQAをさせていただく際も、そのことを念頭に置いて作業に携わらせていただくことができました。今後も授業で学んだことを業務に活かしていきたいと思います。
OJTをやってよかったことは?
コーディネーター様との実際のやりとりを経験ができたことです。最初のオファー段階でのメールや、受注の返信、納品後のファイル削除報告などの一連のコミュニケーションを体験できて良かったです。