受講生メッセージ
新津裕康さん
翻訳者養成コース
翻訳者でもある先生方から、適切な言い回し等をアドバイスしてもらえるので、非常に良い経験になっています。
サイマル・アカデミーを選んだ理由を教えてください。なぜ翻訳コースを選んだのでしょうか?
以前、総合中国語*と通訳コースに通っていましたが、事情があり通学を断念。その後、中国語を使う機会があった際に話せなくなっており、やはり続けないといけないと感じ、再開することにしました。サイマルは、中国語の学習を始めた当時からお世話になっていますが、最初は偶然ホームページで見かけて、カリキュラムのしっかりした学校だと思い、入学を決めました。今思えば、入学するまでサイマルが通訳、翻訳で有名だということすら知りませんでした。全くの偶然ですが、運が良かったと思っています。
通訳コースに通っていたとき、何となく訳せていても、正しく話せているのか疑問をもっており、少し込み入った会話で上手に訳せない壁を感じていました。そのため、改めて学習を始めるにあたって、まずは正しい中国語を使えるようにしたい、そのためには後に結果が残る翻訳の方が合っているのではないかと思い、翻訳コースを選択しました。
*現在は「通訳者・翻訳者のための中国語強化」に名称変更
入学してどのような力が身につきましたか?苦労したことや乗り越えたことがあれば教えてください。
学習を始めた当初、中国人の友人から指摘されたことで、今でも良かったと思うことが二つあります。一つ目は文法で、目にした虚詞は辞書を調べて小さいノートに例文を書き込み、空いた時間に見て覚えるようにしました。もう一つは発音です。これはいまだに課題ですが、注意して勉強するようにしています。
ズバリ、サイマル・アカデミーの良さは何でしょうか?
様々な分野の話題の教材で学べるため、普段は触れることのない分野の単語や言い回しを学ぶことができます。当然、訳すためにはリサーチが必要で、その過程でも多くのことを知ることができます。提出した課題については、現役の翻訳者でもある先生方から、適宜指摘をいただけるほか、適切な言い回しや実践的な対応方法もアドバイスしてもらえるので、非常に良い経験になっています。
今後の目標を教えてください。
これまでの学習成果を活かし、いつかは何か一冊、翻訳をやってみたいと思います。
これから学ぶ方へひとこと
外国語は使うのをやめるとすぐに忘れていきますので、とにかく継続が重要だと思います。また、先生方も仰っていますが、今やインターネットで幾らでも中国語を読むことができるようになりましたが、全てが適切な文章とは限りません。私も課題をやるときに推敲せずに使ってしまうことがあります。疑問があるときはなるべく信頼できるリソース(先生に聞くのも一つ)に当たるようにした方が良いと思います。
新津さんの+α勉強法
中国の経済新聞の電子版を定期購読し、毎朝iPadにダウンロードして読むようにしています。辞書もインストールしておけば、分からない単語は簡単に調べられますし、辞書になければメモにコピーしておいて、時間があるときにインターネットで調べるようにしています。