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受講生メッセージ

自己流から抜け出すため通学することを決意

通訳の勉強を始めたのは、必要に迫られてのことです。外資系金融機関を退職し、IR担当として現在勤めるメーカーに転職したところ、部署で英語ができるのは私1人。海外投資家とのミーティングの際は外部から通訳者さんを呼んでいましたが、やがて「会社のことを分かっていて英語もできるから」と、私が通訳を兼務することになりました。
でも高校、大学を米国で卒業したといっても、通訳訓練を受けたことはありません。1年で数百件のミーティングをこなしたものの、自己流であることの不安は増すばかり。だったらきちんとスキルを身につけようと、通訳学校に通うことを決断しました。サイマルを選んだのは、信頼できる通訳エージェントの学校だったからです。職場から通いやすい東銀座という立地も、個人的にはピッタリでした。

話者や聞き手のことを考えられるようになった

現役通訳者の先生方はとてもパワフル。その勢いにのせられ、意識の高いクラスメートに刺激を受けながら訓練に臨んでいます。先生方が問題点を的確に指導してくださるので、とても勉強しやすいです。
今心がけているのは、話者がどういう気持ちで話しているのか理解し、それが聞き手にも伝わるよう抑揚やスピードの強弱をつけて訳出すること。そう簡単にはできませんが、スピーカーやオーディエンスにまで意識が及ぶようになったのは、大きな前進だと思っています。
通訳の大変さと面白さ、そして奥深さに気づけたのはサイマルのおかげ。現場での経験に裏打ちされた指導をしてくださる先生方のもとで、プロレベルの通訳ができる実力を身につけたいと考えています。

吉永さんの+α勉強法

勉強法

通訳では「今の世界の動き」を知っておくことが大事なので、英文雑誌『The Economist』や日経新聞は欠かさず読んでいます。また英語のデリバリーの参考によく見るのが、政治ドラマの『ザ・ホワイトハウス』と『ハウス・オブ・カード』。インテリ層が話すきちんとした英語と政治知識が身につくので、一石二鳥です。

吉永未知子さん

通訳者養成コース

米国Babson College卒業。外資系金融機関を経て、現在は大手メーカーにてIRに従事。2014年4月より通訳者養成コース受講。