修了生メッセージ
M.T.さん
サイマル・インターナショナル登録翻訳者
アカデミーで学び、サイマルで実務経験を積む。
翻訳者をめざす方にとって有益な環境です
金融・経済系の翻訳者をめざしていた私は、英日産業翻訳コースの体験レッスンに参加し、国際経済や金融関連の授業内容と教材に惹かれて入学を決めました。4年ほど英日・日英コースで学び、2011年にサイマル・インターナショナルのトライアルを受け、翻訳者として登録することができました。
当初は、政府系機関の補助金プロジェクトの募集要項やニューズレター、企業の定款や営業報告書、研究レポートなどの日英翻訳を担当。2年目の現在は英日翻訳も増え、主に企業の社内報告文書やプレゼンテーション資料の翻訳を担当しています。 アカデミーの英日コースでは「どう訳したら正確な日本語として伝わるか」を徹底的に教え込まれましたが、授業で学んだことは、実務の現場で「どうしても日本語にならない」英文を訳す際の助けになっています。さらに、授業を通して金融・経済の専門知識も身についたので、例えば企業の財務や合併に関するバリュエーションの話が出ても、一からリサーチする必要がないのは大きな強みですね。
一般的に、翻訳会社のトライアルを受けるためには少なくとも3年、多くは5年の翻訳実務経験が必要とされますが、スクールで何年勉強してもそれだけでは実務経験として認められません。サイマル・インターナショナルで実務経験を積み始めることができれば*、これから翻訳者をめざす方にとって大きなメリットになると思います。
最近はサイマル・インターナショナルの仕事に加え、翻訳業界の事情を知るための武者修行として、SBC**などの派遣会社を通してオンサイト翻訳も始めました。積極的に現場の経験を積み、金融・経済分野の専門性を高めながら他分野にも視野を広げていきたいです。
*サイマル・アカデミーでは、翻訳者養成コースプロ科以上の成績優秀者を対象に、サイマル・インターナショナルへ登録する機会が設けられています。
**サイマル・ビジネスコミュニケーションズ(SBC)は、サイマル・グループの人材紹介・派遣会社です。
M.T.さん
サイマル・インターナショナル登録翻訳者