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フリーランスで翻訳の仕事をするには

フリーランス翻訳者になるには

フリーランスとしての働き方を選ぶ場合、最初に翻訳者の求人情報を探します。情報は、主に専門雑誌やインターネットなどで収集することができます。

在宅フリーランスを希望する場合には、まず翻訳会社に登録するために「トライアル」という翻訳の実技試験を受けます。これはどの会社でもほぼ実施されており、新人はトライアルに合格することがプロへの最初のステップとなります。人にもよりますが、一社だけでなく複数の翻訳会社のトライアルに挑戦する人もいるようです。

翻訳会社のトライアルに合格すれば、フリーランスとして登録でき、初めてプロとして翻訳活動をスタートすることができます。

フリーランスの翻訳者になるためのスキル

フリーランス翻訳者になるために必要なスキルは、翻訳者としての語学力や翻訳力のほかにも、以下のようなものがあります。フリーランスは何でも一人で行うことになりますので、自己管理や情報収集力はもちろんですが、ビジネスマナーや人脈の確保といったこともポイントです。

 

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自己管理能力

フリーランスとして働く場合、仕事量の調整も自分で行うことになります。そのため、どのくらいのペースで仕事をこなせるのか自分自身で把握し、それを考慮したスケジュール管理ができなければなりません。体調を崩しても代わりに仕事をしてくれる人がいないので、体調管理を含めた自己管理能力は、とても重要なポイントだといえます。

 

ビジネスマナー

フリーランスでは仕事の受注や交渉なども、すべて自分で行わなければなりません。パソコン上でやり取りすることもあれば、実際に会って打ち合わせや交渉を進める場合もあります。失礼のないように基本的なビジネスマナーは習得しておく必要があるでしょう。

 

マーケティング力、価格交渉力

フリーランスでは営業活動や価格の交渉なども自分で行います。仕事量や料金は一定ではなく、経験やキャリアなどで決まるので、新しい翻訳会社に自分を売り込んだり、実績をアピールして、適正な報酬をもらえるように努力することも大切です。

 

情報交換できる人脈の確保

フリーランスになると、基本的には一人で仕事をこなすことになり、企業に所属しているときのように相談する上司はいません。何か行きづまったときに気軽に相談できる人や、常に情報交換できる相手を見つけておくことも重要と言えるでしょう。

フリーランスで翻訳の仕事を得る主な方法

フリーランスで翻訳の仕事を得る方法として、主なものをご紹介します。

 

翻訳会社に登録する

翻訳会社から仕事を受ける方法で、複数の翻訳会社に登録し、自分の仕事量と相談しながら翻訳業務をこなします。フリーランスの翻訳者が仕事を見つける方法として、最も一般的な方法です。

 

独自の人脈で仕事を得る

翻訳者として長年の経験があり、仕事を通したコネクションを多く持っている人であれば、これまでに築いてきた独自の人脈で、仕事を得られる場合があります。独自の人脈のみで仕事を得られるようになることは、多くのフリーランスにとって憧れだといえるでしょう。

最近では、クラウドソーシングに登録して、単発の仕事をこなしていく方法も増えています。まずは翻訳の経験を積みたい場合は、このような方法で仕事を得るという手段もあります。

 

このようにフリーランス翻訳者で活躍するには、語学力や翻訳力以外にも様々なスキルが必要となります。フリーランスの翻訳者になりたい人は、翻訳のスキルだけでなく、フリーランスに必要なスキルも習得するようにしましょう。